禺画像]
NHKハイビジョン特集として昨夜(2月6日)放送されたドキュメンタリー
「白球 選手たちは海を渡った」を観る。
「海を渡った」日本のプロ野球選手を追った秀作ノンフィクション
『海峡を越えたホームラン』禺画像] (関川夏央著)によって、ワタシたちは野球による日韓の“異文化”交流を知り、
『甲子園の異邦人』禺画像] (金賛汀著)によって、在日朝鮮人高校野球選手の実像に触れることが出来たわけだが、このドキュメンタリーはそうした100年に渡る日韓の野球交流史を“人物”にスポットを当てながら俯瞰する。
まず最初の“人物”として紹介されるのが、韓国の弱小野球チームを常勝軍団へと変貌させた
金星根(キム・ソングム)監督だ。金氏は日本で野球選手になることを夢見た在日二世だったが、当時は在日韓国人を受け入れる環境がなく、海を渡った。その頃はまだ日韓に国交はなく、“片道切符”と覚悟を決めての渡韓だった。
選手と活躍した後、やがて韓国プロ野球界で“野神”と崇められる存在となった金監督。淡々と“日本語”でインタビューに答えかと思えば、突然にギラリと眼を光らせて吸いつくように選手に指導し、鬼のようなノックを浴びせる。 そしてその金監督を、日本人の関川 浩一打撃コーチや小早川穀彦臨時コーチが、手足をとなって支える…。
寡聞にしてワタシはこの“野神”監督を本作で初めて知ったのだが、さらに瞠目させられたのは、戦後の韓国野球の基礎を築いたとされる
金永祚(キム・ヨンジョ)だ。
アメリカから韓国に野球が伝わったのは、およそ100年前。戦前に早慶戦の熱狂に触れ“野球の早稲田”に憧れたキム・ヨンジョの軌跡が、さまざまな資料や証言とともに描かれる。
さらに驚かされたのが、1963年にソウルで行われた
アジア野球選手権
セコメントをする