禺画像]
『消されたヘッドライン』(2009年・監督:
ケヴィン・マクドナルド)
2009年に刊行されたキネ旬ムック
『オールタイム・ベスト映画遺産200 外国映画篇』禺画像] のコラム「ある視点・ジャンルで観る映画」で、
川村晃司氏(テレビ朝日コメンテーター)が「政治映画ベスト10」の一つとして選出していた本作。
ところがどうしたことか。本誌である「キネマ旬報」の2009年外国映画ベストテンでは、
『フロスト×ニクソン』『戦場でワルツを』『チェ 28歳の革命/39歳別れの手紙』『カティンの森』といった“政治映画”に気おされてしまったのか、1票も得票できずに圏外となっている。
たしかに、ジャーナリズム×政治の巨悪という古典的なテーマで新味はないかもしれないが、芸達者な
ラッセル・クロウ主演の見どころあるサスペンス映画として、もう少し評価されていてもいい作品だと思うのだが…。
セコメントをする